奈良鑑三氏 北海道新聞「ひと」2017年

奈良鑑三氏 北海道新聞「ひと」2017年

ハワイ北海道人会の会長:奈良鑑三氏。非営利団体への組織構成とハワイ州友好提携条約を結ぶ。
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設立45周年を迎えたハワイ北海道人会の会長

奈良鑑三さん

「北海道で生まれ育って18年、来年でハワイに住んで18年になる。人生の半分ずつを過ごしたハワイと北海道が友好提携を結んだ。何より幸せ」。北海道と米国ハワイ州の友好提携を記念して8日にホノルルで開かれた式典であいさつに立った。

ハワイ北海道人会はオアフ島の道内出身者の親睦を目的とし1972年発足。会員は約120人で2015年に会長に就任した。

父が日本人、母が米国人で、小樽や紋別などで育った。札幌の高校を中退後、日夜アルバイトをして移住費用をため、ハワイの州立大学に入学。卒業後はホノルルの旅行会社で働きながらハワイ大に通い、06年にIT会社を設立した。日本語と英語に対応するウェブデザイン会社として、日米双方の企業を顧客としている。ハワイで初のIT専門学校も開校した。

経営が軌道に乗り「ふるさとに関わるボランティアを」と参加したのが道人会だった。公式ホームページの作成やNPO法人化に取り組んだ。友好提携の式典は、道人会の設立45周年も祝い、開催準備に奔走した。

昨年10月、神奈川県出身の妻との間に長男今人(いまじん)ちゃんが生まれた。将来はハワイと対照的な北海道の冬を経験し、日本の教育も受けて欲しいと願う。「友好提携は新たな関係のスタート。道人会が、これからも北海道とハワイ、太平洋を繋ぐ架け橋でありたい」熱い思いを語る35歳。 (竹中達哉)

Kanzo Nara: Hokkaido Shimbun “Person” 2017

President of the Hokkaido Club of Hawaii, which celebrated its 45th anniversary

“I spent 18 years growing up in Hokkaido, and next year it will be 18 years since I moved to Hawaii. Hokkaido and Hawaii, where I have spent half of my life each, have established a friendship agreement. I couldn’t be happier.” He gave this greeting at the ceremony held on the 8th in Honolulu to commemorate the friendship agreement between Hokkaido and the State of Hawaii in the United States.

The Hokkaido Club of Hawaii was established in 1972 with the purpose of fostering friendships among people from Hokkaido living on the island of Oahu. With about 120 members, Kanzo Nara was appointed president in 2015.

His father is Japanese, and his mother is American. He grew up in places like Otaru and Monbetsu. After dropping out of high school in Sapporo, he worked part-time day and night to save up for relocation expenses and enrolled in a state university in Hawaii. After graduating, he worked for a travel agency in Honolulu while attending the University of Hawaii and founded an IT company in 2006. His web design company caters to both Japanese and American businesses, offering services in both Japanese and English. He also opened Hawaii’s first IT vocational school.

With his business on track, he participated in the Hokkaido Club of Hawaii as a volunteer to “connect with his hometown.” He worked on creating the official website and establishing it as a non-profit organization. The friendship agreement ceremony also celebrated the 45th anniversary of the Hokkaido Club of Hawaii, and he was busy preparing for the event.

In October last year, his first son, Imagine, was born with his wife, who is from Kanagawa Prefecture. He hopes that in the future, his son will experience Hokkaido’s contrasting winter and receive an education in Japan. “The friendship agreement is the start of a new relationship. I want the Hokkaido Club of Hawaii to continue being a bridge connecting Hokkaido, Hawaii, and the Pacific.” Nara, 35, passionately expresses his thoughts. (Tatsuya Takenaka)

大畑会長、お疲れ様でした

大畑会長、お疲れ様でした

090 (800x600)3月13日に主催された新年会にて2年の間に渡り、北海道クラブハワイ(NPO)の会長を務めてきた大畑さんが任期を完了いたしまし。大畑さんに引き継ぎ2015年より奈良会長と小板橋副会長が会を率いる事になります。

大畑会長はイベントの企画はもちろんの事、年配会員の方々へお便りを郵便送付したり、電話にて行事ごとへの参加確認を取られたり、イベント会場の許可書を手配されたりと様々な面で会を引率して参りました。

幹事会では議事録を各メンバーへお知らせし会員の皆様が集まる際により楽しいイベント、文化交流、BBQになるよう皆様を纏めてきくれた2年間でした。

北海道クラブハワイ、一同より感謝の気持ちを込めて「お疲れさまでした」

ハワイの空手

IMG_0160ハワイの空手の歴史は、日本(内地)より歴史があります。というのは、沖縄のハワイへの移民は内地より以前に始まっていたからです。ハワイの日本文化センターの1階には、とても素晴らしい道場があるのを知っていますか。そこでは、ハワイの人たちが日本の各種武道の稽古に日々励んでいます。私もこの道場で以前、家族と一緒に空手を学びました。師範は、日系人の女性弁護士(写真の左端)で、家族で空手を学ぶことを奨励しています。久しぶりに師範に呼ばれて、昇段試験に立ち会い、当時の仲間たち共に試験の手伝いをしました。最近運動不足に悩んでいますが、こうして空手の稽古に励んでいる姿を見ると刺激を受けます。和気藹々として、本当に楽しい一時を過ごすことができました。ハワイでの空手に興味のある人は、是非ご連絡ください。

マハロ!

(大畑)

 

愛媛国際交流センター

 

UWAJIMA

我が家の娘は現在、大学の夏休み期間、愛媛県松山市でハワイの文化を紹介する国際交流活動に海外研修生として参加しています。これは、13年前に発生した、宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」と米潜水艦の衝突事故を契機にして、両国の関係修復のために、愛媛県とハワイ州が姉妹提携を結び、双方の交流を促進するための活動の一環です。事故発生当時、私はホノルル総領事館に勤務しており、特に軍事を担当する部署にいたため、この事件にはとても深い思いがあります。娘とあまり差がない年頃の子供をこうした事故で失ったご両親の気持ちは、本当に哀れでなりません。しかしながら、この事件を、双方の関係悪化に向かわせず、逆に乗り越えて、こうした交流活動に発展させた人々の努力に本当に頭が下がる思いです。

また、娘は8年前、ハワイ日米協会主催の宇和島南中等教育学校との相互訪問プログラムに参加しており、写真の宇和島水産高校の慰霊碑を訪問するのは、今回で2回目です。娘は、我が家に当時ホームスティしていた女子学生に、彼女が偶然にも宇和島南中等教育学校で教育実習(彼女は現在、阪大生)をしていたため、8年ぶりに再会できたということです。時の流れは速いものですが、本当に縁というものを感じざるを得ません。

ハワイ北海道人会の活動も、国際社会の発展、日米両カ国の交流促進に寄与できるよう願っています。私は、ハワイ(海外)に住むことなど夢にも考えていませんでしたが、いつの間にか、娘は日本とハワイを平気で行き来しています(娘は昨年、北大に1年間留学)。人生は本当に短いものですが、こうした人々の努力というものは、いつ結びつくものかわかりませんね。

これからも、ハワイ北海道人会に御協力宜しくお願いします!(大畑)

Charity Walk 2014 in Waikiki

5月17日(土)朝、ハワイのホテル業界が中心となって、ワイキキで慈善団体への寄付を集めるためのチャリティウォークが開催されました。妻と一緒にアラモアナ公園を出発してワイキキを一周する6マイル(約9.6Km)を歩きましたが、毎年アロハ・タワーからアロハ球場まで歩くグレート・アロハ・ラン(8.25マイル)に参加しているものの、飲み物、食べ物を十数カ所で受け取りながら、食べ歩いたので今回は随分と距離を感じました。ちなみに、主催者の発表では、約7千人が参加したということです。さすがに、5月に入ってからは、朝でも暑い日が続いています。妻は、道中、暑い暑いとぼやいていました。コースのチェックポイントでは、水、ジュース、チョコレート、クッキー、かき氷、スイカ、チャーハン、飴、ケーキなどが支給され、また、太鼓の演奏もありました。最終チェック・ポイントのアラモアナ公園でお弁当を食べて、疲れた体に鞭打って無事に帰宅しました。もし、参加に興味のある人がいたら、ご連絡ください。楽しいですよ。

マハロ!(大畑)

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クリスマス会・忘年会2012年12月23日

昨日、ハワイ時間12月23日(日)にハワイ北海道人会の忘年会が開催されました。

場所はワイキキ、ロイヤルハワイアンセンターにあるファイブスターと言うブッフェ(バイキング/食べ放題)のレストラン。

40名余りと思われる参加者の方々はハワイ同人会の長年のメンバーに加え、ハワイ在住で北海道人会のイベント初参加の方々、北海道からハワイに移り住んで間もない方々、北海道からご旅行中にご参加くださった方々、ハワイ留学中の学生さんも。おばあちゃまが札幌のご出身でご主人、娘さんご夫妻にお孫さんと一緒に参加くださったご家族、お子様連れでご参加くださった方々と賑やかな雰囲気で和気藹々と楽しい時間はあっという間でした。

お料理のラインナップはスープ、カニの鉄砲汁、サラダ4種と野菜のスティック、豚カツ卵とじ、鶏の唐揚げ、ローストビーフ、カリフォルニア・ロールなどのアメリカン・スタイルの巻き寿司3種、ふわふわ卵のあんかけ炒飯、トマトソースのスパゲッティ、白身魚のクリームソース、野菜の天ぷら、チキン・ソテーと焼きそばなどなど。

デザートはブレッド・プティング、ライムゼリー、チョコレート・ムース、抹茶ムース、フルーツタルトとプチケーキ。

お集りのみなさまはシークレット・サンタのギフト($10相当)を持ち寄り、このギフトはビンゴ大会の景品となりました。ありがとうございます!

また、北海道トリビアと言う4択クイズのゲームはテーブルごとの対抗戦、これはなかなか問題が難しく、私などはかなりムキになってしまったほど。トップに輝いたテーブルは2ポイントをゲット!とは言っても、参加者全員にドアプライズのギフトカードが贈られました。

その後は「伝言ゲーム」、これは日本語と英語で行われ正解テーブルはなし!惜しかった3テーブルの代表者がジャンケンで優勝決定戦を戦いました。

伝言の内容は『札幌のサンタがさんぱちラーメンで味噌ラーメンを頼み、ワイキキのロコはロコモコがないので、チャーシューライスで我慢した』だったかな?

全くの不正解でしたが、元島顧問の回答が一番面白かったです。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!来年のイベントでの再会を今から心待ちにしています。

次回のイベントは2月9日(土)にカポレイ・ゴルフ・コースで行われる新年会2013年と2月27日(土)に開催のゴルフ大会です。詳しくは北海道人会ホームページの「イベント情報」をご覧ください。みなさまのご参加を楽しみにお待ちしています。